Xで地名特化のアカウントを作り"PTAの状況を伝える"ネットワークを作る!【仕組み編】

まいど、やっぱです。
今回は、「Xで地名特化のアカウントを作り"PTAの状況を伝える"ネットワークを作る【仕組み作り編】」について書きます。

はじめに、Xの集客のプロでもなんでもありません。むしろ素人ですw。でも、PTA退会マニュアルを通じて退会したい人・非会員になりたい人の気持ちがよく分かります。その目線で感じたことを書きます。

住んでいる市町村や自校のPTAの状況が知りたい

PTAの加入をどうするか、退会をどうするかで悩むとき、住んでいる市町村や自校のPTAの状況はどうなってるのか知りたいというニーズはものすごくあります。とくに入退会自由の周知が拡がったので、非会員数は知りたい情報だと思います。

そうしたニーズに対応するアカウントがあれば、加入で迷った時などの判断がしやすくなるでしょう。

その地域のPTAの状況がわかれば、保護者は今よりももっと主体的に選択できてPTA問題は解決に向かうと思います。

○○市のPTAの状況を効果的に紹介するには、都道府県や市町村にPTAの会員数や非会員数を開示請求した資料があるといいと思います。(自治体によってある場合と無い場合があります)

それ以外にも都道府県や市町村のホームページで「PTA 会員数」「PTA 調査」「PTA 状況」などで検索したり、生涯学習課(社会教育課など呼び名は様々)などからPTAの状況が分かる資料を探すのもいいと思います。

新潟県教育庁生涯学習推進課 生涯学習・社会教育の現状

地名に特化させる"ニーズ"と"目的"を理解する

地名に特化させるアカウントを作る場合、まず、PTAに関するたくさんあるニーズの中でどのニーズに対応するのかを理解する必要があります。

PTA問題(強制加入や活動の強制、役員の押し付けなど)に遭遇した人は、まず「PTAについて」や「PTAは退会できるか」など、PTA全体のことについて調べます。そして、「退会の仕方」「役員を回避する方法」「理由は書くべきか」「登校班の差別について」など、具体的なことを調べます。

その時、非会員(退会)になる人はどのくらいいるか住んでいる市町村のPTAや我が子の通うPTAの状況についても調べる人が多いと思います。

やはり、我が子が通う学校内で活動してるPTAの非会員になることや退会するのは慎重になります。非会員がまったくいないのと、すでにいる、たくさんいるでは、精神的なプレッシャーが違いますからね。

PTAの状況がわかることで非会員や退会を選択する時の参考になります。

状況を知りたい」特に非会員がどのくらいいるのか。これが目標とするニーズで、それに応えることが目的になります。

地名に特化させる"ニーズ"と"目的"

ニーズ・・・住んでいる市町村のPTAや我が子の通うPTAの状況を知りたい

目的・・・○○市(町村)のPTAの会員数・非会員数を中心とした状況を伝える

「状況を知りたい人に、状況を伝える」

これが大事です。特に非会員数情報です。

これを間違えるとおかしくなります。

例えば、「状況を知りたい人に、自分の主張を伝える」「状況を知りたい人に、状況を伝えない」。このような作りになっていくとおかしくなります。

ペルソナを考える

ペルソナとは、商品やサービスを利用している典型的なユーザー像のことです。"ニーズ"と"目的"に合うユーザー象を考える事でポストなどに一貫性が生まれます。

誰に伝えたいかをイメージする

○○市のPTAの非会員の状況を知りたい人はどんな人か?それを考えます。もちろん様々な人が見に来るでしょう。しかし、目的と違う人はスルーしてペルソナを作っていきます。

○○市非会員・退会を検討してる保護者。そして、自分以外にも非会員がいないかなーと思ってる保護者。非会員がどれくらいいるのか知りたい保護者。

こんなイメージだと思います。

間違っても「PTA活動が大好きで役員になって上部団体の役員にもなりたいなー」っていう保護者をイメージしないと思います。ww

設定したペルソナを意識してポストしていきます。

だけど、簡単そうだけど難しいです。

えーーーっ。簡単だよ。自分をイメージしたらいいんだから。

それが落とし穴です。

PTA問題に詳しすぎると「状況を伝える」から離れたポストをしがちになります。ニーズ以上のことを伝えようとしてしまう場合があります。

間違えがちなイメージ

一緒にPTA問題を解決したい人・取り組む人、PTA問題に詳しい人、学校教育に疑問を持ってる人などをイメージ。

例えば、登校班問題や卒業記念品、免除の儀式など別のテーマ、PTA関連だからと○○市に関係ないニュース、PTA関連というだけのポストをリポストするなどはしない方がいいと思います。"ニーズ"と"目的"に関係ないからです。それらは他のアカウントが伝えてくれるのでそちらに任せましょう。

導線を考える

○○市のPTAの状況を知りたい人に、状況が伝わるとどうするかを考えます。

非会員や退会の選択・実行が考えられるので、それに対応したポストを用意しておくといいと思います。

他にも、他市の人が見に来た場合の導線なども考えておくといいと思います。

検索からの流入も考える

地名に特化することで「○○市 PTA」などの検索で上位表示されることもあります。そこから見に来ることもあります。

新聞などのメディアに取り上げられた市町村でない限りPTAの記事は乏しく、「市町村名+PTA」で検索しても個人のブログ記事が出てくる程度です。(PTA協議会などの上部団体も都道府県や一部の市以外はホームページなどありません)

だから地名に特化していけば「○○市 PTA」などで検索された場合に上位表示が期待できます。

「三郷市 PTA」で検索で11位に表示

アカウント名・自己紹介、プロフィール画像、ヘッダー画像を考える

地名に特化したアカウントを作るうえで最も大事なのはアカウント名・自己紹介、プロフィール画像、ヘッダー画像、そして固定ポストです。気付いたことを書きます。(専門ではないのでいい考えがあればそれを優先してくださいねw)

アカウント名・自己紹介に入れるもの

アカウント名はあまり深く考えないで、分かりやすさを前面に出すといいと思います。

「○○市のPTA」を@の前において、@の後ろは状況を数字でズバリ。川口市のPTAさんのアカウント名が分かりやすいと思います。

川口市のPTA@非会員1000人超えもうすぐ

自己紹介も悩みますよね。入れたい単語を先に考えて文を作るといいと思います。160文字いっぱい書く必要ないと思います。絵文字を加えながらどんなアカウントなのかを分かりやすく伝えたらいいと思います。

入れたい単語は、○○市、PTA、非会員数、入退会自由、退会、都道府県名などでいいと思います。自己紹介の最後に「非会員の選択や退会で悩んでる人は参考にしてください!」を書いてもいいと思います。

プロフィール画像は目立つように

これは、シンプルに「○○市のPTA」を伝える事目立つことを意識すればいいと思います。他のポストにいいねした時に、通知欄に表示された時に目立つかどうかがポイントです。

プロフィール画像はCanvaで作れます。プロフィール画像の推奨サイズは400×400ピクセルのようです。

使い方はYouTubeに詳しく説明した動画がたくさんあるのでそれを見ながら作るといいと思います。

【2024年最新版】超初心者向け!Canvaの使い方・基礎をわかりやすく解説!

ヘッダー画像は分かりやすく

これもこだわり過ぎる必要はないと思います。ただし、"ニーズ"と"目的"から離れすぎると印象が弱くなります。

これもCanvaで作れます。ヘッダー画像の推奨サイズは1500×500ピクセルのようです。

固定ポストを考える

アカウント名や自己紹介などと同じように重要なのが固定ポストです。ひとつしかないこの場所は、モノポリーで言えばボードウォークにあたる場所(一番いい場所)です。w

ここが仕組みの中心になります。

下図は一例です。

①と②を一つにしてもいいと思います

①固定ポストは最も伝えたいことを一目で伝わるように

固定ポストの役割は最も伝えたいことを伝えることです。つまり、○○市のPTAの状況を伝えることになります。

一カ所しかない大事な場所なので、一目で伝わる画像があると効果が上がります。

グラフの作成サイト「グラフどころ」でグラフを作成し、Canvaで画像を組み合わせて、それを紹介するといいです。自分に合った方法でするといいと思います。

②行動したいニーズに対応する

非会員数などのPTAの状況が分かったらどうするか?

そのことを考えたリプライを固定ポストにしておくと行動に結びつきます。

例えば、かなっつさんの退会届3点セット。実績もたくさんある退会届なので紹介するだけでも行動したくなります。

③○○市教委からの通知などを紹介したい場合

非会員の選択や退会をする時に、退会障壁や同調圧力などで阻止される場合があります。そうならないように教委の通知などをポストするのもいいと思います。ただし、通知文を載せただけでは見る人は限られます。

アカウントに来てる人は、PTAの状況を知りたいだけで来てるので通知を置くだけではスルーされます。

「退会で阻止されそうになった時のために読んでおくといいよ」
「○○市では入退会が任意だと周知するようにと通知を出してるよ」

一言入れるだけで変わってきます。

ただし、ここに力を入れすぎたり、増やし過ぎると目的がずれてきます。ひとつのポストに収まる程度でいいと思います。他のアカウントでも紹介されてるから、このポストが必ず必要とまでは思いません。

④他市の地名特化アカウントを紹介する

他市の地名特化アカウントを紹介することで全体的な動きを予感させます。また、相互にすればアカウントへの導線にもなるのでするといいと思います。

特に非会員の少ない地域のアカウントは、非会員の多い地域を紹介することで、「あの地域のようになりたい」「うちの地域は遅れてる」などの気付きに繋がって行くと思います。

注意点として、同じ都道府県に限定してた方が文章が長くならなくてすみます。またそれぞれのリンクに特徴を一言入れるといいと思います。

それと、このポストはアカウントが増えると更新することになるので、固定ポストのツリーの最後の部分にリプライする方がいいです。

仕組み編まとめ

地名特化のアカウントの仕組み作りについて書きました。これ以外にもいろいろ取り入れていいと思います。

大事なことは、"ニーズ"と"目的"に合う仕組みを作り上げることです。

非会員数は退会のトリガーになります。決定打です。それで考えを実行に変えます。

保護者は、○○市の、○○学校の、非会員数情報を探してます。PTAを海に例えるなら、保護者はその海を航海する船です。その海を何もわからず航海してます。そこに非会員数情報が分かる"灯台"があったらどうでしょう。

○○市は非会員が〇〇人いますよ。退会してる人もいますよ。

「全員加入じゃないんだ」「みんな加入してると思った」無理して加入してた人、勘違いで加入してた人・・・が減って行くと思います。

灯台をイメージするといいと思います。だから、PTAに関することをいろいろポストしなくても大丈夫です。来る人に分かりやすく○○市のPTAの状況を伝えれるようにしておくことが大事だと思います。

運用編ではどのようなポストがいいのかを中心に紹介します。

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