まいど、やっぱです。
今回は、「久喜市PTA連合会の埼玉県PTA連合会からの退会」について書きます。
久喜市PTA連合会が埼玉県PTA連合会を退会
埼玉県久喜市の久喜市PTA連合会が、埼玉県PTA連合会を令和5年5月に退会しました。
久喜市P連から市内PTA会員への案内によると、退会理由は役員の派遣、研究大会などの参加要請などPTA会員の負担を軽減するためとありました。
埼玉・久喜市PTA連、市長らと意見交換 全国組織から5月脱退
市P連は、所属していた日本PTA全国協議会と県PTA連合会が会費負担に見合うだけの活動をしておらず、保護者からの理解が得られないとして、5月に脱退。独自に市執行部と話し合い、直接保護者の考えを伝えようと今回の意見交換会を企画した。
毎日新聞 : 埼玉・久喜市PTA連、市長らと意見交換 全国組織から5月脱退
埼玉県では、久喜市PTA連合会の他にも埼玉県PTA連合会を退会したP協はたくさんあります。上部団体の在り方を検討する時期に来てるように思います。
久喜市
埼玉県の東部に位置し、人口は約15万人で、新座市に次ぐ県内11位の市です。(2023現在)
小中学校数は、久喜地区、菖蒲地区、栗橋地区、鷲宮地区の4つの地区に分けられており、合計32校(1校休校)です。
埼玉県でも入退会自由の周知と浸透は進んでます
白岡市、PTAへの個人情報の提供禁止に
PTAが任意団体であることを踏まえ、埼玉県白岡市教委が学校の個人情報を原則PTAに提供しないなどの「留意事項」を市内小中学校10校に内部文書として通知していたことが、7日までに分かった。留意事項には、入退会手続きや会費の徴収方法に関する記載なども盛り込まれている。
埼玉新聞 : 戸惑い…PTAに個人情報「筒抜け」新築中の仮住まいに突然、役員が訪問してきた 母が恐怖、子が通う小学校に住所変更を届け出ると…教えていないのに役員また新居に現れる 白岡市、PTAへの個人情報の提供禁止に
入退会自由の周知はますます進んでいきます。強制加入や退会の不自由なPTAは、過去のものであり、これからは保護者・教師の意思の尊重が重要になってきます。
PTA会員の負担の軽減を考えて、上部団体の見直しをしたことは素晴らしいと思います。
全国協議会も二つの時代に
これまでのPTAの全国組織は、公益社団法人 日本PTA全国協議会の一つだけでした。それが、一般社団法人 全国PTA連絡協議会の登場で二つになりました。
全国PTA連絡協議会は、上納金や役員の派遣、研究大会などの参加要請などもないので、PTA会員の負担を軽減したい久喜市PTA連合会にピッタリかもしれませんね。
埼玉県のPTAの状況は、こちらの記事で紹介しています。