まいど、やっぱです。
今回は「任意の周知徹底」について書きます。
PTAの任意性が周知されだして案内などに「任意」という言葉が使われ始めました。
「PTAは任意ですが、子供たちにとっはなくてはならない…」
入学説明会や入学式で、こんなPTAの案内を受取った事があると思います。
「任意です"が"」
はぁ?それ任意の周知なの?
なんともモヤモヤする文章ですよね…。
北九州市市議会で「が」が取り上げられる
「PTAの加入は"任意"ですが、(学校と保護者がともに教育を考える大事な団体であり、全員に加入を勧めています。)」()の部分は一例です。
北九州市市議会で、任意なのか全員加入なのかはっきりしないモヤモヤする文章について、大久保無我議員が質疑をしています。
その様子をまとめた大久保議員の動画があります。
「が」ひとつで分かり難い文章になってます。
それに案内の文章はテンプレートです。ガッカリですね。
動画の中であったグーグル翻訳で「PTAは任意ですが、・・・」を試してみるといいですよ。「日本語 → 英語」で。
but。。。。
あーあ。やっぱり。
任意の周知、そして徹底について考える
教育委員会のPTAに対するガイドラインなどで「任意の周知徹底」と書かれていたりします。「任意の周知徹底」とは、「PTAは任意です"が"…」なんでしょうか?
だとすれば不十分だと思います。
たしか小学校で「分かりやすい文章や言葉で人に伝える」と習ったような。w
任意を周知しきらないPTA、周知と言っても「PTAは任意です"が"…」のPTA。大事なところは小さな声で。それを続けて行くのでしょうか。
それでも、任意の周知はマスコミをはじめSNSなどで拡がって行ってます。もう堂々と大きな声で「PTAは任意です」と言うべきと思います。
「任意の周知徹底」は、「任意」「周知」「徹底」の3つに分けて考えるといいと思います。そして、徹底まで到達することが入退会自由の実現だと思います。
議論するテーマを変えて行く
「任意」⇒「周知」⇒「徹底」の順でステージが進んでいくと入退会自由が実現します。
「任意」⇒「周知」⇒「徹底」
- 「任意」は、PTAは強制や義務ではなく、入会を自由に選択できるし、退会も自由にできる事です。
- 「周知」は、周囲に知らせる事です。PTAが知らせるのはもちろん、口コミやSNS、新聞などのマスコミで知らせます。
- 「徹底」は、入退会が自由に選択できてるか確認する事です。ここが不十分です。
そして徹底まで到達することが大事です。
PTAの強制加入が問題になり入退会自由に移行するPTAは増えてきました。それでもまだ強制加入のPTAは多く、PTAや地域によって入退会自由への移行に差があります。
ですが、マスコミやSNSなどでかなり周知もされています。任意であることが周知されたら「任意の議論」はそれほど重要でなくなります。それよりも次の「徹底の議論」の方に移るべきだと考えます。
例えば、多くの保護者が加入してないことを知ることで任意だと周知されます。これだけで「任意」と「周知」になる。あとはその数字が「徹底」されればいいだけ。
「任意」⇒「周知」⇒「徹底」は、先に進めばそれまでの議論を解決して行きます。
これからは「徹底」の議論が増えないといけない。「どれくらい非会員がいるのか」それが選択の判断材料になり、入退会自由の実現の鍵だからです。
非会員数を伝えるだけで、「任意」だとわかり、数字は口コミに乗りやすいから「周知」もできます。そして前年との比較で浸透ぐあいがわかり「徹底」の程度が分かります。